「G1ヤングダービーに向けて」俺のコラム #020

 

今回は、2020年9月17日ボートレースびわこで開催されるヤングダービーについて触れておくとしよう。

 

機力評価

始めに、一般戦であろうと、SGであろうと、それがマスターズリーグであろうと、ヴィーナスシリーズであろうと、高配当の狙い方が変わることはない。いつも通り機力評価を軸に狙いを定める。

現時点での注目モーターをざっくり挙げると、31・61・21号機辺りか。特に21号機は伸びに◎の付く快速機につき、伏兵選手が引き当てればおもしろいだろう。

29・63・18号機の優勝モーターもその気配をチェックして欲しい。

 

中間整備

また、機力に関して重要なことが“中間整備”の存在だ。中間整備とは、成績が良くないモーターに対して非開催中に整備士が行う整備(部品交換)のことだ。

ボートレースびわこの整備士は余程の腕利きがいるのだろう。凡機・ワースト機が、中間整備を経て見違えるようなパワー機に生まれ変わることが多々ある。どのモーターに中間整備が入り、どの選手がそれを引き当てたかに注意しておく必要があるだろう。

2連率、3連率などのモーター勝率だけでその良し悪しを決めてはいけないということだ。中間整備の情報はスポーツ新聞や予想専門誌を活用し、選手コメントと合わせてチェックするといい。

 

水面

びわこ水面は、独特のうねりが発生する1M、強風など荒れ模様などがあり難水面の部類だ。この水面を乗りこなすには機力の裏付けが重要になる。出足?伸び?操縦性?ただ「足がいい」だけではなく、具体的にどの部分が強調できるかまでを把握しておきたいところだ。

 

出場選手

さて、次は出場選手の使えそうな特徴をざっくりと挙げておこう。まずはスタート。選考期間中に最も早いタイミングコンマ12の平均スタートの実績を残したのが、大上卓人・馬場剛・野中一平・大山千広だ。ただ、大山千広に関しては手痛いF2での参戦。実力は申し分なく、舟券でも人気を集めるが厳しい足枷とあっては、並の機力なら軽視せざるを得ないというのが正直な所だ。

女子では、塩崎桐加、土屋南、高田ひかる、西橋奈未、喜多須杏奈、出口舞有子らが出場する。特に、塩崎桐加、土屋南、高田ひかるあたりはこのところメキメキと頭角を現している。良いモーターを引くようなら積極的に狙っていきたい。

混合戦は楽な戦いではないが、男子選手より4~5キロ軽量で走るアドバンテージがある。伸びる女子選手は思いきってアタマで勝負。またその際には、その外から展開を付くフォーメーションもお忘れなく。イン以外から舟券勝負できるびわこ水面、機力の裏付けがあれば思い切った舟券作戦が有効だ。