昨今勝負駆けの場面の一発として頻繁に見られる「3カド」
基礎知識から高配当が出やすい理由、実戦での狙い方、そして競艇予想サイトをどう活用するかまでを経験者目線で分かりやすく解説していきます。
3カドとは何か?
3カドとは3コースの選手がカドに引くことを差します。
枠番通りであれば3号艇の選手が狙う戦法になりますが、外の艇が前付けやピット離れによるコース変更があった際は2号艇や1号艇の選手が3コースとなる場合もあります。
奇襲の1つとして扱われており強烈な伸びを武器にする、もしくはその調整をあえて行うことで一か八かに賭ける場面で用いられることが多い(例 優勝戦・準優勝戦など)
3カドの魅力
意外性のある着順変動
多くの買い手が1号艇~2号艇を中心に買いを入れるため、3カドが突っ込んで来た場合に人気の読みが崩れ、高配当に繋がりやすい。
展開を捕える選手が浮上する
展示の段階から3カドに引いて虎視眈々と一発を狙おうとする選手がいる場合、外の艇はその仕掛けに便乗する形で続くことはもちろん、仕掛けた選手と抵抗する選手がぶつかり合った場合に空いたスペースを捕えて1着まで狙う駆け引きが生まれます。
他人を欺く予想が決まる
展示や直前コメントから3カドに引くことを匂わせなくても、チルトをプラスに調整したりそれまで節間成績から「3カドがあるのではないか?」と逆張り的な予想をして舟券を組み立てます。
それで実際に3カドに引いて決まった一発というのは、見たものでしか予想を出来ない人を欺いて高配当を手にする、そしてボートレース場で周囲が落胆してる中で自分だけが喜べる何より楽しい瞬間です。
これを性格が悪いと判断する人は、申し訳ないがギャンブルに向いていないと私は思います。どれだけ性格が悪くいられるか?そして相手の裏を突くかがギャンブルの真骨頂です。
過剰人気の罠
昨今は「3カドを狙ってくるだろう」という選手がSNSや私の様な予想ブログを作っている人たちの影響にて簡単に情報を手にすることが出来るため、一概に狙ったものが決まったとしても高配当とは言い難い決着・・・いやそれどころか「中間配当すら手にすることが出来ない」ということも珍しくなくなりました。
そしてこれは選手サイドについても同じであり3カドという戦法、もう少し根本的な部分で言えば「伸び型の選手の攻めをどう利用してやろうか?」と考えレースに挑んでくるため、予想の仕方にも一工夫、二工夫が必要となっています。
ここでは3カド戦法の更に裏を突く高配当の狙い方を2つ紹介します。
インからの外の連動
1号艇(1コースから)4号艇~6号艇(4コースから6コース)をいかに絡めるか?という点を私は最近3カドが予想されるレースでは特に重視をしています。
3カド戦というのはどうしても破壊力から攻め手ばかりが注目されて「1号艇は危険」と扱われがちですが、準優勝戦はともかく優勝戦の1号艇というのは原則としてその節間で最も活躍した選手やそれに準じた選手が獲得するため仕上がり、技量は申し分ないものとなっています。
そこに対して見え見えの奇襲を狙ったからといって「お前の攻めなんて受けて立ってやろうじゃないか!」と突っ張りそれを弾き飛ばして押し切ってしまえば何ら問題はありません。
しかしここで面白いのが「仕掛けた人気の中心である選手が脱落して組み合わせの盲点である外枠勢の2着~3着の可能性が浮上をする」という点です。
3カドというのは原則としてスタート直後に絞り込む形で伸びて行くため2号艇の選手も前が塞がり後退をすることから着順争いに加わりにくいため押し切った人気の中心格である1コースの選手から外が絡むことで見え見えの過剰人気である3カド決着よりも中間配当は確実に仕留めることが出来ます。
買い目の参考
3連単9点
1–456–2456
インから買う場合は完全に3カドを狙う選手は舟券に加えないのがポイント。
漁夫の利の4・5頭
そしてもう1つの展開想定が先ほどの「仕掛けた人気の中心である選手が脱落して組み合わせの盲点である外枠勢の2着~3着の可能性が浮上をする」をさらに応用したこの選手の1着まで突き抜けて来る展開です。
3カドに引いた選手というのはチルトやプロペラを伸びに寄せるためどうしてもボートの操縦が難しくなり1マークに対して絞り込むように捲るため、内側ががら空きになりやすくなります。
そして最も潰れやすい2号艇の選手はそれを防ぐためには更に早く仕掛けて1号艇をじか捲りで潰しながら3号艇に抵抗出来るだけのことをしようと仕掛けが加速することもこれらの展開を生み出す理由の1つとなっています。
こうなってしまえば後はこの展開を待ってましたと言わんばかりの4号艇や5号艇の選手が内を突いて抵抗しあったり外に膨れ切ってしまった選手を出し抜いての高配当決着が狙える条件、展開が揃うことになります。
ここで6号艇の1着(頭)は狙わないのか?と思う人がいるかも知れませんが私としては同じことを考えている人がその内側に2人も並んでいる時点で攻めが3番手になる選手の仕掛けは希望が薄いと思っているので2着~3着に置くことはあっても1着まではあえて推奨しないようにしています。
もちろん3連単を30点~40点買っても・・・という人なら買うのは良いと思いますが、なるべく少ない点数で気持ちよく高配当を獲りたい自分としては切るものは切るというポリシーがあるためそこは後は皆さんの考え方次第です。
買い目の参考
3連単12点・12点
45–456–13456
45–345–13456
その時の選手の状態やレース場によって買い目は臨機応変にするのがおすすめ。
一番ダメなのは考えられる展開全てを購入することであり、外れを恐れない気持ちも大事となります。
3カドは難しい

福岡支部に所属をする野田部宏子は以前に自身のXにて優勝戦で3カドに引かず敗れたことについて批判的な声が集まった際の説明とそれらを更に私なりに掘り下げた3つのポイントを紹介していきます。
3カドの難しい点①
3カドは伸び型の選手で無いと乗り心地とターン回りが悪くなりボートのコントロールが効かなくなる。
出来もしない事を無理やり狙っても悪循環を引き起こすだけであり舟券を購入するファンはもちろん不用意なフライングによって施工者に迷惑をかけるだけになる。
3カドの難しい点②
スローからスタートよりも起こしの定置定点を取るのが難しい。
普段からそのようなことをやっても意味は無いことに加えて、女子戦では体重差が無いため質量の関係で期待されるほど伸びは生まれない。
3カドの難しい点③
伸び型のエンジン、プロペラではない場合にそれをいくら調整しても伸び型にするのは困難。
そのような調整方法を知っている人なら可能ですが、大半の選手の場合は自分のレーススタイルに合致したプロペラゲージで調整をするため、狙いたくでも出来る物ではない。

普段のレース経験がある、乗りにい状態でもコントロール出来る技量と調整方法を熟知している、気象条件とプロペラやモーターの状態が適合しているか否かといった要素を組み合わせた上で狙うからこそ意味がある3カド戦。
「誰でもチルトをプラスに跳ねたり、プロペラを伸び型すれば出来る物ではない」ということは覚えておきましょう。
競艇予想サイトの活用方法
① 直前情報を重視:展示後〜出走直前に更新される情報は有用。
特に「展示評価」「選手コメント」「モーター評価」を優先して確認しましょう。
② 複数サイトの比較:1つのサイトに依存せず、複数の直前予想や評価を突き合わせると精度が上がります。
③ 無料お試しを使う:有料参加前に無料予想で精度を確認。
過去検証データが載っているサイトは信頼度が高い傾向があります。
まとめ
3カドは単にコースの名前ではなく、展示・水面・選手特性・オッズ心理が合致したときに高配当を生むトリガーになります。
しかし重要なのは「読みの幅」と「見た物や誰でもわかる展開のその更に先をいかに見据えるか?」が高配当を獲得できる本当の勝負となります。
マルチな考え方、そして的確な資金の振り分けで3カド戦を攻略し舟券的中への道を切り開いていきましょう。
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