「高配当を狙う予想をするために」俺のコラム #033

平和島グランプリは峰竜太、そして浜名湖クイーンズクライマックスは平高奈菜が制して2020年のボートレースは幕を閉じた。2021年の主役は誰だろう。強い者がより一層強さを発揮する?今は誰も予想もできないような新たなヒーロー・ヒロインが誕生する?今年も賞金戦線とボートレースを楽しみたいという思いだ。

そして、我々にとってもっと重要なことがある。それは他でもない、舟券でより多くの万舟を手中に収めることだ。今年も、ありとあらゆる観点から、高配当を狙ってとるための手法を届けていくので是非、参考にして欲しい。生粋の穴党同士、共に2021年のボートレースを楽しもう。

 

高配当は朝メンを狙え

さて、正月のこの時期は各地で地元の正月シリーズが開催されている。地元選手が、地元水面に集まり開催される恒例のシリーズだ。正直に言うが、俺はこれを苦手としている…。支部の第一線級からベテラン選手、デビューして間もない新人選手までが入り乱れることで、実力差が明確になりすぎる。

例えば、今年の津の正月シリーズは井口佳典が9連勝の完全優勝をしていたこともそうだ。強い者が勝ち星を重ね、そうでないものは歯がたたないのだ。ちょっと極端な例だったかもしれないが、力関係が明確で順当な決着が目立ち本命サイド配当がズラッと並ぶ傾向は否めない。弱者が強者を倒したときに、配当は跳ね上がるが、こと地元レースではその発生頻度は低く狙って獲るにはあまりにも効率が悪すぎるのだ。もし、それでも正月戦で万舟を狙うというなら…朝メンに注目するといいだろう

 

朝メンとは?

朝メンとは所謂、前半戦だ。午前中に開催されているレースがそうだ。この朝メンは、大敗続きや減点で予選突破が難しくなった選手で構成されることが通例だ。この朝メンに出走しているA1級選手は結構、脆い。A1級でしかも一号艇となると、名前と実績で人気を集めるが、朝に出走するということは、パワー劣勢や、リズム低調…何らかの要因で本来の力を発揮できていない、と疑うことができるだろう。だが、A1級というだけでその選手は売れる。そこが狙いだ。売れる選手が負けることで配当は荒れる。予選日の後半、とくに10Rから12Rで一号艇に乗るのは実力者でしかもその節を好調に走っているの実力者だ。

どちらの一号艇に逆らい万舟を狙う?当然、前者ということになる。ただこれはあくまで傾向であり、着順や機力評価と合わせてまずは状況を把握することが重要だ