【競艇予想】プレミアムG1第9回クイーンズクライマックス<万舟ドットコムコラム #032>

峰竜太が圧倒的な強さで自信二度目のボートレースグランプリの熱狂も冷めやらぬうちに、今度が最後の大一番。女子レーサーのビッグタイトル「クイーンズクライマックス」がボートレース浜名湖で開幕。

グランプリ同様、「クイーンズクライマックス」と「クイーンズクライマックスシリーズ」の二部構成だ。

 

二部構成の場合はここに注目せよ

さて、平和島グランプリを見ていてやはり改めて思い知らされたことがある。

下位戦となる “シリーズ” の機力差があまりにも激しいことだ。浜名湖のモーターの2連率上位は全て “クライマックス” で使用されるため、シリーズにはいわゆる “エース機” や “上位機” が回ってこない “低調機の寄せ集め” 状態となる。

浜名湖のモーターは4月から使用されているため、パワー相場は完全に出揃っている。幾多の選手が調整に手を焼いてきた非力なモーターを使うことになるシリーズ組は、劣勢パワーに泣く選手が続出するだろう。

 

非力なモーターの1号艇を狙え

いくらパワー劣勢でも人気選手が一号艇に入れば必ず人気を集める。穴党が狙うべきはここだ。さらには、劣勢パワーははその選手の “弱い部分をさらに弱くする” と考えている。

例えば「スタートが早くない選手や、フライング持ちの選手の行き足が劣勢なら、まくられる可能性はさらに高まる」といった具合だ。

パワー劣勢をただそう捕らえて終わりではなく「どのように劣勢で、どのようなことに繋がりうるか?」と予想を発展させていく、それがおもしろい部分であり、高配当を狙ってとれるようになるコツでもある。

 

注目すべき浜名湖のモーター

浜名湖のモーターについても記しておこう。ちなみにここで挙げるのは、上位戦であるクライマックスに使われるものだ。先に挙げたシリーズで使われるものについては、初日以降の実戦で確認してからとなる。

さて、不動のエース機は12号機だろう。乗り手を選ばずコンスタントに仕上がるパワー機で出足や行き足を中心とした実戦仕様の万能型だ。

しかし穴党が注目するべきモーターは18号機17号機、そして11号機だろう。行き足から伸び系が仕上がるパワー機で、スリットで一撃必殺のレースを期待するならこの三機だ。

22号機3号機もマークしておいて損はない。出足系でいい本体もあるが、やはりガッツリ伸ばしてレースを作るパワー機が魅力だ。(好みの問題でもあるが)

ちなみに、浜名湖はこの時期強い追い風が吹くことが多い。水面がザブザブしていれば、それは「高配当発生」のサインであるとお伝えしておこう。