明日11月9日より、ボートレース福岡で「開設67周年記念競走福岡チャンピオンカップ」が開幕だ。
福岡の水面と高配当狙い
ボートレース福岡と聞けば「うねる1Mが特徴の難水面」と思い浮かべるファンが多いだろう。波風やうねり、潮位の変動などの水面コンディションを要因とした「インが弱い」「まくりが利く」「3コースが強い」といった“舟券の傾向と対策”が語られることも多い。
確かにその通りで否定はしない。が…やっぱり、俺はどこまでいっても“機力重視”だ。その手の水面特徴を軸にして予想し舟券を買うことはないし、それでは高配当を狙って獲ることはできない。
いつも通りに「出ている選手」「出ていない選手」を徹底的に洗い出すだけのことだ。
行き足が良ければスリット~1Mを優位に運べるし、出足が良ければ展開を突くことができる。回り足が良ければ接戦になって強さを発揮するし、伸びが良ければ大捲り、または差してBS逆転できる。
機力と足色を深く把握すればするほど、スリット隊形から1Mの攻防がイメージできる。
“福岡専用の予想方法”などない。
続いて下記では「隠れフライング持ち」と「狙い目のエンジン」についても話しておきたい。
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隠れフライング持ち
さて前回、ボートレース常滑の記念を取り上げた記事と同様に、期始めの注意点である“隠れフライング持ち”選手を挙げておこう。
まずはフライング休み30日を未消化なのが、瓜生正義・枝尾賢・毒島誠・岡祐臣・高野哲史・森野正弘・佐藤博亮だ。ここで挙げた選手は、万が一今節フライングを切ると、計60日の休みを課せられることになる。
そして、絶対にスタート勝負ができないフライング休み60日を抱えたままの、いわゆる“隠れF2”が石野貴之だ。スリット隊形を予想する上では欠かせない要素なので必ず把握しておいて欲しい。
狙い目のエンジン
さて、次にエンジンだ。福岡では8月から新エンジンを使用している。3ヶ月の使用期間だが、既に頭角を現しているエース機はやはり72号機だろう。2節前に上野真之介が圧倒的なパフォーマンスで優勝したエンジンだ。惚れ惚れする行き足を中心に抜群の動きをするエンジンで、このエンジンを手にした選手は要注目だ。
前回、古澤光紀が準優勝した46号機もなかなかの快速機。59号機も力強い動きで注目級。
49号機に62号機や66号機も近況の動きは好調だ。一流選手の整備・調整によりエンジンのポテンシャルが最大限まで引き出される記念だけに、もともと素性のいい本体がもういっちょう強化され“お化け”に格上げされるかも?と思うと楽しみでならない。