「高配当を狙う予想をするために特別編 第35回レディースチャンピオンを占う」俺のコラム #036
毎回、高配当を狙って獲ることにスポットを当てた内容でお送りしているが、今回はその一部を掘り下げていく。とはいえあくまで個人的な見解であり、個人的に意識している点にすぎないことはご理解頂きたい。
さて、来る8月4日よりボートレース浜名湖で行われるG1「第35回レディースチャンピオン」の最終日8月9日の優勝戦に俺の3回目の協賛レースが行なわれることとなった。
これまでの2回と違い今回は多くの人が注目する女子のG1戦かつ優勝戦ということで今から気合いが入っている。
今回はそんなボートレース浜名湖を予想する上での俺のノウハウとそれに沿った独自目線の注目選手や危険選手を紹介していく。
エンジンの良し悪しを見極める
これはどの場でも当然のスキルだがボートレース浜名湖では特に俺は重点を置いている。皆はボートレース浜名湖に実際に行った事はあるだろうか?あの横一直線に広がる水面は初めて行った際には感動を覚えたのを今でも覚えている。
それだけ広い水面なら当然ダッシュ勢も他の場より助走距離を確保することが出来るので良いモーターを引ければスタートを通過した際に十分なスピードをつけて一気に絞り込んでいくことが出来る。逆にモーターが良くなければいくら十分な助走距離があってもまったく伸びていかないのでダッシュでの伸びの有無というのは特に重視しておく必要がある。
今の浜名湖で注目したいモーターはいくつかあるが穴妙味があるのは24号機。スタートで多少立ち遅れてもダッシュなら伸び返せる力があるモーターで俺が前回協賛レースをした浜松市長杯争奪戦 やらまいかカップで坪井が優勝した際のモーターだ。スタートが慎重になってしまう女子選手同士でもダッシュならロスした分を十分にカバーすることが出来ると俺は見る。無論スタート勘の良い選手が使えば最高のコンビネーションとなるだろう。
この24号機は中川 りなに渡った。中川は今年の江戸川の女子戦で初優勝を果たし最近は女子戦の準優~優勝戦に顔をそろえるが今回のメンバーならイン戦以外は妙味はありそうだ。
そして今にわかに注目されているのが48号機。このモーターだが今年の4月に初使用されてから利用者が口々に良くないことをぼやいていた問題児だったんだが、7月のデイリースポーツ杯で大坂支部の繁野谷 圭介に渡ってから激変した。
その理由を優勝後の記事で読んだのだがピストン、リング、シリンダーケース、ギアケース、キャリアボデー、電気一式、クランクシャフトとありとあらゆる部品を前検で交換したところ抜群の性能に生まれ変わったらしい。優勝後に繁野谷がこのモーターを追いかけてくださいと自画自賛するほどの性能機なだけに誰の手に渡るか注目である。
問題はこれを獲得したのが細川 裕子という点。細川はスタートが遅い(0.20前後)なのでモーターが良くても自分の出遅れをカバーするだけになるようなレースとなると真の良さが発揮されない恐れがある。もっとも、穴党の俺としては面白い展開ではあるが。
攻める勇気のあるレーサーを探せ
助走距離が長く加速が他よりもつく分でスタートセンスがかなり問われるのがボートレース浜名湖。今回のG1は女子選手の中で人気、実力共にトップの選手が揃うとはいえスタートの上手い、下手は当然ある。基本的にダッシュ勢にスタートが遅い選手が揃ったり、インと並んでスタートするようだとまず女子戦は荒れることは期待できない。これは無理に攻めたり強引に捲るようなレースはしない傾向ゆえ仕方のない事ではある。
一般戦のレディースでは稀にスタートの自信が無いことを理由にカドになる4コースでもスローでもなければダッシュでもない中途半端な距離からスタートを合わせることに一杯一杯になっている選手も見かける。それだけ広い水面で自信を持ってスタートをするというのは難しいことなのがよくわかる。
今回のレディースチャンピオンで血気盛んに攻めが期待が出来そうな選手として俺はこの3人を挙げる。
まず愛知支部の宇野 弥生に関しては言わずもがなで当ブログの穴選手としてお馴染みの強気なレースが売りの超速攻型タイプ。この選手に関しては5コースでも6コースでも他より速く飛び出せば容赦なく捲りに行くことも多いのでダッシュ戦では最も注目するべき一人だ。
次に岡山支部の守屋 美穂。5月に行われたSGボートレースオールスター初日ドリーム戦で見せ惜しくも不発に終わった6コースからの全捲りには多くのファンが驚いたことだろう。最近の守屋はとにかく強気なレースが目立ち女子戦でもそれは同様。
この強気が行き過ぎてしまい前期はトラブルメーカー的な部分もあったが今節の大一番かつ広い浜名湖水面で一発妙味が期待できる選手だろう。
最後に平高 奈菜。彼女に関しては4コースに入っても恐らく妙味は無いのでその平高に乗じて絡める選手次第といったところかもしれないが攻める位置で狙うべき選手に変わりは無いだろう。
イン戦での圧倒的信頼もさることながら外枠でも勝ちを狙いに速いスタートを決めて積極的に攻める姿勢が光る。平高の場合は守屋と違い強引に攻めた結果で他とトラブルを起こすというより転覆してしまうが攻めた結果ゆえに仕方なしという面もある。
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フライング持ちの取捨
さて今期がスタートして約3ヶ月が経過しようとしているが今期も既にフライングを重ねている選手が現れている。特に女子選手のフライング事故が多発傾向で5月にボートレース戸田で行われたオールレディースでは全艇フライングなど6日間で10人以上のフライング失格が起こってしまったことも記憶に新しいだろう。
このフライングの本数を俺は予想をする上で重要視しているのだが女子選手というのはそれが髄著に出る傾向があり、その後も立ち直らないケースが目立つ。
今節の出場が無い選手だが東京支部の清水沙樹が良い例だろう。
清水はかつて速攻選手として1年前にはA1選手の一人でもあったのだが2020年に年間3度のフライングをしてB級転落後はかつての姿を捨てて慎重な入りをするようになってしまった。2020年5月に非常識なフライングで即日帰郷した26日後にまたも地元でフライング失格をしたのもスタイルを捨ててしまった原因なのかもしれない。清水は一番速いときの平均STが0.14だったが現在は0.20前後に留まっている。
話は戻すが今節フライング持ちで注意をしたい選手を並べてみた。
まず福岡支部の竹井 奈美。6月にボートレース江戸川で行われたオールレディースを優勝した一方でスタートタイミング0.20中盤でのレースが続いた。このときはモーターの性能、乗りにくい江戸川、直近の戸田とこの江戸川でもフライングや転覆事故が相次いだことから全体的に慎重なレースが目立ったところに救われた感じもあったがスタート自体はその後もバラつきが目立つ。
そしてもう一人は福岡支部の大山 千広。こちらも2期前に衝撃のF2、前期も年明け早々にフライングと散々な状態が続いていたが今期も早速痛恨のフライング。大山も元々は速攻巧者で女子選手ながら平均ST0.12~0.13くらいでまとめていたのが最近は0.15~とやや下降傾向にある。
何より上手くスタートを決めても回りで逆転されるシーンが増えているので以前より自信を持って全速で踏み込めなくなっているように俺は感じておりここまで優勝も今年は0というのもその表れなのだろう。このコラムを書いている7月16日に出場しているG2びわこモーターボート大賞でも初日のイン戦以降は見所すらなく予選落ちが濃厚。名前売れする選手なだけに嫌えば妙味も期待できそうである。
※このコラム後に富樫麗加がF2となったがそこまでいくとさすがに厳しい。特に富樫はF3で長期休養の経験もある
勢いに乗って走れる一方でスタートを合わせられないリスクも背負う特殊なボートレース場。無理に合わせるだけでは勢いに押し切られるリスクも高まりこの点を上手く組み合わせることで高配当を演出できるかが腕の見せ所になるかもしれない。
もちろんフライングを持っているから嫌う必要が無い選手もいる。地元女子のエースである長嶋 万記は水面への経験値も高くフライング後もしっかりとスタートはまとめているので気にしていない可能性が高い。
選手からしたらフライングを気にしているか?と聞かれれば当然NOと答えるだろうしそう思っているのだろうが、フライングの結果を詳しく見ていくと意識的に緩めようという傾向が見える選手もいる。一般戦やG3といった女子戦ではそもそもレースに参加できていない若手~中堅、ベテランも多くいるがG1という大きな舞台ではそういう細かい迷いをどれだけ読み取るかが大事となる。
最後に
さて色々書いていたが、最後にこれだけは言いたい。女子の中で実力上位だけが集まっているので当然イン逃げは決まりやすい6日間であることに変わりは無いだろう。そして通常の女子戦と違い○○のイン戦を嫌うということはなかなか出来ない。ただし、そのイン戦で壁になる選手がいるかどうか?を見極めていくことで高配当へのヒントが見つかっていく。モーター、選手の状態や近況、水面の得意不得意・・・この点をどう取捨選択して最終日まで走るか今から楽しみである。