「SG第23回チャレンジカップ」俺のコラム #030

2020年11月24日ボートレース蒲郡で「SG第23回チャレンジカップ」が開催される。

 

ボートレースグランプリ出場をかけた最後の勝負駆け

チャレンジの名の通り、「ボートレースグランプリ(平和島)」出場(獲得賞金18位以内)をかけた最後の勝負駆けだ。

「GⅡ第7回レディースチャレンジカップ」も同時開催されるが、こちらは「GⅠクイーンズクライマックス(浜名湖)」への出場(獲得賞金12位以内)をかけた勝負駆けとなる。

11月23日時点で、12位新田雄史・13位平本真之・14位松井繁この辺りは“ほぼ”当確と言っていい立場。獲得賞金でこの辺りより上に位置する選手は、当確とした中でより上を目指す戦い、15位以下の選手はもう後がない最後の勝負駆けという構図だ。

果たして今年はどんな結末が待っているのか、獲得賞金ランキングを眺めながら激アツの賞金バトルを見守るのもおもしろいだろう。もちろんその時は“高配当の買い目”を握りしめながら…。

 

狙い方はいつもと同じ、特別なことはない

さて蒲郡、これはいつもの記念と同じ。インが逃げて、逃げて、逃げまくることになるだろう。

ただ全レースではない。インも負けるし、万舟も出る。それは絶対だ。その時に的中できるよう、目を皿にしてレースを見る、そして機力評価をすることだ。

出ている選手と、出ていない選手、両方を洗い出していれば、その組み合わせや位置関係で必ず狙える番組に巡りあうことだろう。

 

普段から機力・選手の特性に気をかけていれば必ず高配当は取れる

先日、ボートレース津で開催されていたGⅠも予想通りインコースが逃げに逃げた。

面白かったのは、開催5日目(準優日)だ。当日はインが10連勝、配当金額は最高でも3,580円。後は軒並み本命サイドの決着がズラリと並んだ。しかしそんな流れの中で、準優11Rで、地元選手・坂口周がカドから伸びなりにまくって勝ち、突如5万円越えの超高配当が発生した。

坂口がとことん伸びにこだわった調整を施していたことは知っていたし、実際レースでもかなり伸びていた。当日も「狙うならこのレース」と見ていた。インが勝ちまくる流れの中でも「機力の裏付けがあれば獲れる」改めてそう思わされるレースだった。(舟券は2着を読み間違えて逃したが…)

坂口の機力・足色そして、“伸び型志向の選手という選手特性”を知っていれば狙える舟券だ。知らなければまず買えないだろう。

普段から機力・選手特性の重要性を強調しているのはそういうことだ。“知っていれば買える”万舟は意外とあるもの。“知っていれば”蒲郡でも必ずチャンスは巡るだろう。