今や毎日、どこかのプールでナイター開催が行われている。17時頃に仕事を終え、18時頃に自宅へ帰り着きほっと一息。缶ビールでも飲みながら「さてと、舟券でひと勝負するか!」といったファンも多いのではないだろうか。今回は、そうやってナイターレースに参加するときに必ず実践して欲しいことを伝えたい。
リプレイをとにかくチェック
必ずやるべきこと、それは“実戦での機力評価”だ。18時から19時前後(8R、9R)辺りから舟券勝負を始めようとするのであれば、当日の1R~7Rのリプレイを事細かく見て欲しい。これは今から買おうとするレースのスタート展示を凝視して「回り足タイムだ」「直線タイムだ」などとあれこれ分析をして予想をすることよりずっと重要だ。
競艇はやはり “実戦気配>スタート展示” なのだ。一般戦であれば、大体の場合1日2回走りの選手がほとんど。例えば1R~7Rのレースリプレイを見る中で見つけたキラリと輝く“気配”“機力”の選手は8R以降に出走することになる。そこを狙い撃ちにして高配当を狙う。
9月25日大村9Rを振り返る
9月25日ボートレース大村の開催初日のこと。時間的に9Rから参加できそうだった俺は、その前に1R~8Rのレースリプレイを確認。そこで見つけたのが当日の7R5号艇で出走していた⑤富永修一(B1)だ。時間が許すなら是非このリプレイを見て欲しい。
レース結果は3連単①ー③-⑤でその配当は2,880円だった。①渡邊が逃げ、⑤富永は1周バックストレッチを4番手で追う形に。2マークは差して前を追ったがここでもまだ4番手の位置だった。だが注目はここからの足だ。2周ホームストレッチをジワジワと伸ばし前の②石塚に接近。2周1Mは巧く回って2周バックストレッチは②石塚との並走持ち込んだ。
さらに注目はこの並走状態で見せたバックストレッチの伸びだ。バックストレッチは内が伸びやすい。にも関わらず、⑤富永(外の艇)が②石塚(内の艇)に伸び勝ったのだ。俺はこの足を見て「見つけた…」とニンマリしたものだ。
そして早速、富永後半の出走レースを確認、11Rの6号艇にその名前があった。もうニンマリが止まらなくなった。11Rの狙いは①渡邊のイン→7Rで目を付けていた⑥富永の2着。①ー⑥ー流しを本線に①ー流しー⑥を押さえにして8点で勝負した。この狙いがピタッとハマって3連単は①ー⑥ー②で決着。11,890円のイン逃げ万舟を勝ち取った。実戦での機力評価がうまく噛み合い獲れた高配当だった。
日頃ブログやnoteで公開している予想は事前予想のためなかなかこういうものを公開することができないが、機会があればこういった予想も公開していきたい。