SG ボートレースダービー 2023 展望
いよいよ開催が近づいてきた第70回SG ボートレースダービー。
審査期間中の勝率上位レーサーが出場できることから普段ではSGになかなか呼ばれることがない若手からベテランまでのA1級選手にも出場のチャンスが与えられる大会。
今年は節目の70回目を迎え意外にも今年最初のナイターレースでのSG開催。
広大な水面である蒲郡を舞台とする今大会を穴党目線で今回も詳しく紹介していくので最後までお付き合いよろしくお願いします。
大会概要
開催日 | 開催場所 | 賞金 |
---|---|---|
10/24~10/29 | ボートレース蒲郡 | 3,900万円 |
注目選手①
名前 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|
原田 幸哉 | 長崎 | 6.92 |
※勝率は今期10/12時点での数字を参照
昨年はSGボートレースクラシック、SGグランプリと地元大村でのビックレースが2つ用意されていたことから出場資格を得るため約2年間に渡りすさまじい集中力と気迫で走り続けた原田。
しかし大きすぎる目標が終わった喪失感と反動は大きかったのか今年はここまで一般戦の優勝3回に留まり8月のSGボートレースメモリアルで優勝戦にこそ進出したが特にこれといった見せ場はなかった。
そんな原田にとって数少ないであろう今年気合いが入りそうな節間が蒲郡開催となる今回のボートレースダービー。最近ボートレースを始めた人に説明するとデビューから2017年3月までは愛知支部に所属していたスターレーサーであり1995年にプロデビューを飾ったのもこの蒲郡の水面であった。
2021年SGボートレースメモリアルにて蒲郡でSG優勝を飾った際には以下のようにコメントをしている。
「27年でようやく育ててくれた蒲郡のSGを優勝できて、恩返しができてひと安心しています。ここでボートレースを見て、選手になる決心をして、ここでずっと練習してきたので思いは誰よりも強いと思っています。今までは空回りばかりだったけど、ようやく結果が出せてほっとしています」
今でも第2の地元水面への愛と思いは決して忘れてはいない選手である。
今年6月に行われた蒲郡の周年G1であるオールジャパン竹島特別には斡旋がかからず裏開催だったG1戸田プリムローズへ呼ばれたことには不満があったのか愛知支部時代からの愛弟子ある柳沢 一に「自分もそっちへ行きたい」と愚痴をこぼしたという(ちなみに戸田では散々な内容だった)
今に始まったことではないがレースや気持ちにムラが出るタイプなのでやる気スイッチONの原田はスタート、コース取り、強気な仕掛けと50歳を迎えようかという今でも若々しい走りを連発する。
この節間終了10日後には地元の大村で周年G1も開催されるだけに長い眠りから目を覚まし本来の走りを期待したいところである。
注目選手②
名前 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|
赤岩 善生 | 愛知 | 7.70 |
※勝率は今期10/12時点での数字を参照
平成出身初のSGレーサーとして磯部 誠が誕生し池田 浩二、平本 真之、磯部 誠という3世代の超強力3本柱が誕生した愛知支部。しかしそんな愛知支部の中で「蒲郡の鬼(通称 赤鬼)」と称されるのがベテランの赤岩 善生である。
艇界にてイチニを争う整備巧者でありレースになれば外のコースで妥協せず強気な前付けを狙う。しかし「前付けは美学」という綺麗言を言い訳にしたスピードレースに対応できないで他の選手へ迷惑をかけているだけの無意味なものではなくその責任を果たし展開を捕らえる姿は様々な武道を行う中で常に心に刻んでいるという「心・技・体」をレースの中で体現しているといえる。
今年は6月のG1オールジャパン竹島特別では優勝戦1号艇をゲットしながら惜しくも準優勝戦に終わってしまったが誰よりもこの水面を知り尽くした赤鬼が最終日をどのような形で迎えるのか楽しみである。
最注目レーサー
名前 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|
峰 竜太 | 佐賀 | 8.72 |
※勝率は今期10/12時点での数字を参照
通算100V、38歳での全場制覇を狙うべく峰 竜太がSGの舞台へ1年半ぶりに復帰となれば穴党、本命党問わずやはり注目してしまう。
昨年の今頃はB1級レーサーとして一般戦回りを強いられ全国各地で何枚下なのかもわからない先輩、後輩レーサーたちを相手に戦った反動からA1級へ戻った直後は記念の壁に苦戦を強いられて穴を連発かと思いきや普通に対応。今年G1を2度優勝し堂々たる姿で再び最上位戦線での戦いへと参戦を果たす。
2020年にはG1オールジャパン竹島特別で優勝戦1号艇をゲットしながら3カドに構えた湯川 浩司の奇襲に合い転覆失格。同年のSGチャレンジカップで予選落ち。そして今年のG1では4号艇で優勝戦に進出しながらもチルト3度に跳ねた菅を警戒しすぎたことで本番で菅の横(5コース)につけて展開を捕らる奇襲に出たが結果的にコースが替わった菅が立ち遅れた挙句に伸び返されて峰自身が行き場を失うというなんとも消極的なレースを演じてしまった。
ちなみに峰は一般戦回りが続いた昨年もこの水面への斡旋は1度も無かった上に記念レース以上でないと出場が無い所を見ると優勝したい気持ちとは裏腹にこの水面への苦手意識が多かれ少なかれ存在しているのは間違いなさそうであり穴党の私達にとっても今大会は時に「峰軽視」を考えても面白いかもしれない6日間となりそうだ。
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予想ポイント
ここからはSGボートレースダービーを予想する上で大事なポイントを3つ紹介していく。
① インの取捨と捲り差しへの対応
ボートレース蒲郡は1マークのバック側は全国でもっとも広い水面となっているが風の影響が少ない点と縦が広い分でダッシュの選手が内へ迫り切れず逃げを許すことも多い。
スピードバトルが売りという触れ込みに反しダッシュの選手が迫り切れず差し(捲り差し)に切り替えて1-245展開になりやすく4コースの選手が攻めきると今度は1マークとバックが広いため捲り差しに切り替えた5コースの選手や逃げた選手に大外6コースの選手が差しに構えて続く場面も見られる。
直近3ヶ月(2023年7月~9月)の5コースの捲り差しでの勝率は72.3%という数字を記録しておりこれは同じ東海地区の浜名湖66.0%、常滑48.6%、津68.7%と比べても抜けた傾向。
「このレース逃げそうだけどダッシュに攻めてくる選手がいるなぁ・・・」と思えばイン逃げに外を絡めて買いつつ、仕掛ける選手を狙うのではなくその隣から「スジ」をしっかり押さえる事が配当を問わず舟券を当てる上でまずは大事となる。
穴目の例
1 – 456 – 2456
5 – 4 = 126
②前付けおじさん大集合
一般戦での勝率が大きく影響することからスピードバトルが主流の記念戦線では淘汰されつつあるイン屋、前付けを武器に戦う選手が今節多く斡旋される傾向がある。
しかし、この展望でお馴染みの深川 真二ですらSGになるとあの体たらくなので一般戦ですら前付けをして取りこぼしを連発する選手がSGの舞台に参戦すればどうなるかなど勘の良い人なら理解しているだろう。
上述で取り上げた赤岩に関してもモーター次第ではやられる側に徹するかもしれないが赤岩以外に斡旋が予定されているイン屋は以下の通り。
名前 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|
西島 義則 | 広島 | 6.18 |
名前 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|
江口 晃生 | 群馬 | 7.25 |
名前 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|
深川 真二 | 佐賀 | 6.90 |
※勝率は今期10/12時点での数字を参照
特に西島と江口に関しては少しでも前にどころか1コースを強引に奪うような前付けに出ることも多い選手であり当然ながら抵抗した内の選手は深い位置からでのスタートを余儀なくされる。
ここで大事になるのが蒲郡は捲り差し率が高い水面であることからこのような展開になったときに狙うのは攻める選手ではなく攻めた隣、その更に隣に注目するという点。
1マークに向けて深くした選手を叩くように斜めへ切り込んで仕掛けたところで出口側が広い蒲郡ではスピードをつけて回転してもスムーズに直線へ出れない可能性が高く売れ筋も仕掛ける選手へ集中するためオッズの妙味も当然ながら生まれてくる。
この3人がいるレースでは進入をしっかりと読み取り仕掛けのキーマンとその仕掛けを利用する選手の取捨選択を間違わないことは常に心がけておきたい。
③ 注目モーター
最後に予想する上で多くの人が注目するであろうモーターについて紹介。
ボートレース蒲郡は2023年7月から現在のモーターの使用がスタート。
数字の面で極端に抜けたモーターが1つあるがそれ以外は拮抗しており節間中の一変や上積みもまだまだ期待させる。
なおこの記事を公開後に行われた直前の一般戦ではこれから取り上げるモーターが使用されていなかった。ビックレースの直前は出力が高いと認定されたモーターを主催者が使用しない傾向があるのでプロ目線でも「このモーターは面白い」とお墨付きを得ているのも評価基準として考えてもよさそうだ。
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番号 | 2連対率 | 使用者 |
---|---|---|
62 | 67.1% | 青木 玄太 |
※連対率は10/12現在の数字を参照
10月12日に終了した「三遠ネオフェニックス杯争奪 e-じゃんカードカップ」にて優勝を飾った山崎 郡が使用した現在当地が誇るエースモーター。
使用した山崎もモーターを大絶賛しており「ダービーでも同じのを引くつもりで頑張ります」と報道関係者に宣言。
出足がかなり強力も整備の幅も広く癖のある調整を好む選手へ渡らない限りは使用者を問うことは無さそうでありエンジンの整備次第ではまだ上積みがあってもよさそう。
番号 | 2連対率 | 使用者 |
---|---|---|
54 | 35.5% | 重成 一人 |
※連対率は10/12現在の数字を参照
7月下旬に松尾 夏海が優勝を飾った際のモーターだがこの頃と今では機力に大きな差が生まれている。そのきっかけになったのは9月に使用した超伸び型レーサーである藤山 翔大の手に渡ったことが理由と推測される。
相変わらずピット離れが安定せず優勝戦進出こそ逃したが節間を通してスリット付近の伸びが強力で捲りを連発。2節後に使用した廣中 智紗衣がフライングを抱えながらも男女混合戦で優勝戦に進出、節間中に逃げ切りを決めた点からも気配の高さは本物。
藤山が使用したままSGクラスの選手に渡ると極端に伸び過ぎたりコース取りが安定しないことでSGでは逆効果になる心配があったが幸いA級の廣中を挟んだことで程よいバランスの調整はされた。
あとはこの伸びをどう生かすか?殺すか?渡った選手の取捨が問われる。
番号 | 2連対率 | 使用者 |
---|---|---|
53 | 49.2% | 菊地 孝平 |
※連対率は10/12現在の数字を参照
8月上旬の一般戦で渡邉 英児が4カド捲りで豪快に優勝を飾ったモーターでその後のレースでも使用者が節イチクラスと評価されることも多い伸び型のモーター。
54号機がプロペラに強い癖を付けることで無理やり伸びを生み出したのに対してこちらはナチュラルな伸び型で使用した選手も決して乗りにくいという評価を受けていない。
ワンパンチ欠けるがSGクラスになるとスピード重視でありながらも高いレベルでの乗りやすさと瞬時のテクニックも要求されるため上手く良さを引き出せばまだまだ底がありそう。
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まとめ
普段はSGであまり見かけることが無い選手が登場するため名前売れをするレースも多いダービーは券購入側には知識やその選手の特徴を掴んだ買い方も要求されることになるのがひとつの特徴。
特にナイター開催というのは言い方は悪いが「ただ何となく買う」、「当たる人がこう言ってるから買う」と脳内停止の過剰人気というのも出てくることが予想される。
自分が買いたい!と思った舟券の舟券のオッズが「え?こんなについて大丈夫・・・?」と不安にならず自分を最後まで信じぬいた時にこそ思わぬ配当を提供してくれるのが穴党の醍醐味。
レースを楽しむのは当然として特大ホームランを蒲郡の夜空へ打ち込む気持ちで舟券の勝負をしていこう。
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